組織にアジャイルな開発を導入するにあたり、悩んでいた2年前の自分に送る言葉

戦略
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2年ほど前、組織の開発プロセスを改善するため、アジャイルな開発を組織レベルで推進しようとしていたことがありました(未熟ななかでそのようなチャレンジをしていることお許しください)。

エンジニアと立ち話。Vol.23 @masudakさんと@_tweeeety_さん(ともにEngineering Office)ちょっとお話いいですか? | mercan (メルカン)
メルカリで働くソフトウェアエンジニアにちょこっとお話を聞いていくインタビューシリーズ「エンジニアと立ち話」。第23回目は、Engineering Officeの@masudakさんと@tweeeetyさんに話を聞きました。聞き手はメルカリDirectorの@yoichiさんです。

当時の自分は

  • エンジニアとして開発経験があるものの、スクラムなどの手法に基づいた開発経験はほぼなし
  • 前職でスクラムに触れたことはあるが、うまく行かず結果WBSでの管理に戻った経験のみ

といった感じでした。

もちろん組織が拡大し、より良い開発プロセスが必要なのは分かっていました。

ただ、より良いものを経験してなく、組織を良くしていきたいという思いでやってきたため、非常に試行錯誤しました。

現在はアジャイルコーチとも関係が作れ、どう進めていくと良さそうかも見えてきたため、当時の自分に対してメッセージを送りたいと思います。

送りたい唯一の言葉

アジャイルを推進するにあたり、もちろん本を読んだり、コーチとディスカッションしたり、色々やることはあります。

ただ、当時の自分に対してまず伝えたいのは「組織レベルで導入経験がある人とのコネクションを作りなさい」ですね。

なぜそのような人とのコネクションが大切か

結論から言うと、コーチに相談しようにも何を相談したらいいか分からない、コーチによっても得意分野が異なり課題に合わせたコーチと相談したほうが良いと思うからです。

① 何を相談したらよいか分からない問題

自チームでトライするでも良いのですが、組織レベルとなると、組織レベルでの導入経験が求められます。ただ、あまりそのような方を見つける努力をせず、コーチがいる企業様へのコンタクトを考えました。

複数の企業様に連絡し、お話を伺い、何からできるか議論していきました。

ただ、初心者にありがちですが、経験・知識がないため、何が分からないかが分からないです。

そのため、コーチに相談しようにも、何から相談したらよいかがブレます。

改善すると言っても、どこから改善したいので、力を貸してほしいのか、そもそも改善する前にやることがあり、そこを手伝ってほしいのか、課題が明確ではない相談は往々にして、相談される側を悩ませます。

なので、その手前を受け入れてくれる方が必要になります。

② コーチによって得意分野が異なる

コーチによってはそんな状態でも話を聞くよという人もいるかもしれません。多くのコーチは親切な方が多いので、どのような状態でも質問を受け付けてくれると思います。

ということで①の状態であっても、誰かコーチにコンタクトをした場合を想定しましょう。

課題が見えてないなか、話していくわけですが、余程のことでない限り、そのコーチはまずは観察して判断してみましょう、やれる限りやってみましょうとなるケースが多いです。

やっても見ないのにいいか悪いか判断できないですからね。

ただ、コーチによって経営層に強いコーチ、現場に強いコーチ、寄り添うことが得意なコーチ、原理原則に従うコーチなど、それぞれ強みが違います。

課題が見えない中でコンタクトしてしまうと、得意ではないコーチで始めてしまう可能性が出てきます。

すごく良心的で現場の観察ではコストを低く見積もってくれる、合わなければ躊躇なく他のコーチを紹介し、しかもあいだに入らないみたいな方であればよいですが、そこまでの方と出会う確率は低いかもしれません。

彼らも商売ですから、ビジネスとしてやる必要がありますし、こちらも労働頂いた分については費用を払う必要が出てきます。

ということで、なかなか分からないなかで投資をする必要が出てくるため、気軽に相談できる経験者を見つけるほうが費用対効果は高いと考えます。

ということでコネクションを作ろう

インターネットがここまで発達してる時代において、情報はかなりオープンになってます。

RSGTのような場もありますし、少数の勉強会もあるでしょう。

また、僕を含め組織にアジャイルを導入した際にアウトプットしてる人もいると思います。自社での事例紹介を載せているところもあるでしょう。

まずはそういうところに問い合わせ、まずは課題を少しでも具体化したり、オススメのコーチを紹介してもらうなどから始めることをオススメします。

もちろんそこでも時間を奪うので、あまりに無責任で失礼な相談はどうかと思いますが、熱意を持って伝えることで、相談にのってくれる方も多いと思います。

もちろん僕でも良ければ気軽に話は聞くので、カジュアルにコンタクトしてください。

終わりに

CSMやCSPOの研修を受けてよく思うのが、アジャイルやスクラムというのは一生ものの勉強ということを痛感しています。

それぐらい難しく、複数の分野の知識を組み合わせないと、効果が出ないぐらい難しいものだと思っています。

しかしながら、振り返りができるようになったり、チームが元気になっていくと、やはり開発手法には魔法のような力が秘められており、投資する価値があるものだと痛感しています。

それほど価値があるアジャイル・スクラムですが、組織レベルでの導入となると、色々と難題があるでしょう。だからこそ、あまり孤独にならず、周りの力を借りてみるのもよいと思います。

アジャイルのように、小さく機能を届け、チャレンジを繰り返すトライは素晴らしいと思うので、是非諦めずチャレンジして頂ければと思います。

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